Blog Workshop

横浜と東京へワークショップへ行った話

お友達が横浜羽沢町と東京池上を拠点に新しいお店を始めている。

お店と言いつつ、本人達はコーヒーを淹れ続けて、街を造っているアーティストなのでそこがお店であるような、作品であるような。不思議だけど居心地は良い。カフェでもあるような感じ。美味しいものは欠かせない。面白い人やものが自然と集まってくるような空間を作っている。

そんな場所でコンフィチュール作りのワークショップをさせてもらった。
ワークショップはライフワークになればよいな、と思うほどやりがいを感じている反面、コンフィチュール作りと言うものがそもそもシンプルな家庭料理と言う事もあり、ここ暫く同じことをずっとやっていて、それがよいのか悪いのかよくわからなくなっている。そんな状態でここ数年過ごしていた。彼らと一緒にお仕事をさせてもらえる事で、そんな状態に何か変化があればよいなと言う気持ちもあった。

関東へのワークショップは以前埼玉へきたとき以来で、とても刺激的だった。
東京も横浜もこの歳になるとまた視点が変わってきて、楽しいものと感じる。

今回は青森の津軽コムストアの大川さんの計らいで、とても珍らしく、美味しい紅の夢という品種のリンゴを使うというのを一つのテーマとしてワークショップをさせていただいた。大川さんの情熱は打ち合わせの段階から、すごく感じていて、私のような輩がこの企画に関わっても本当に大丈夫かなと。感じちゃうほどだった。りんごはまだまだ掘り下げどころの沢山ある果物なのです。

まあ、ワークショップは盛況に終わり、予定の半分位の受講者でしたが、体感的にはちょうど良い感じでした。
いつものように様々な果物と、今回はりんごの組み合わせで、色とりどりのコンフィチュールを作っていただいた。紅の夢は期待通り美しいりんごで、爽やかな酸味は紅玉のようで、香りは甘く、そしてピンクの果肉が目に楽しい。なんというか贅沢なりんごだった。私のワークショップでは果物を組み合わせちゃう都合でそのピンクを中々生かせず、そこは無念な所だった。ストレートのジャムでもよいし、コンポートやタルトなんかの加工がよさそうだった。
生徒さんはそれぞれ個性的で、私は大変楽しくやらせていただきました。
リアクションの良さは今後のモチベーションにダイレクトに繋がるので、ありがたい所です。願わくば、年齢層の低い所(10代20代)ともう少し交流ができたらよかったなと思う。

さらば東京。さらば横浜。
そして来週はまた東京。
今度は西荻窪で一日店長。久しぶりの喫茶です!


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